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ezMONITOR ezCRIC+ ezSDS Illuminator(旧LOLI) Carechem24

出光興産株式会社 様

中国や韓国の化学品安全ラベル作成に関する規定が変わったことにより、Carechem24を導入。

出光興産株式会社 様概要

安全環境・品質保証部
品質保証室
主任部員
村上 滋 様

※所属・役職は取材時のものとなります。

http://www.idemitsu.co.jp/

導入サービス

Carechem24

化学品緊急対応の訓練を受けた専門のオペレーターが24時間365日体制で化学品 の緊急事故に対する多国語対応サポートを行うサービスです。 中国向けサービスもご提供可能です。

詳細はこちら

御社とは長くお付き合いをさせて頂いています。

製品数がとにかく多かったので、SDS作成の外注をお願いしたのが最初でした。

導入いただいているサービス
化学品24時間緊急対応サービス「Carechem24(ケアケム24)」

Carechem24は化学品の緊急事故対応サポートを行うサービス。化学品の緊急事故に対し、訓練を受けた専門のオペレーターが24時間365日体制で日本語を含む多国語での電話対応サポートを行っている。

JCDBさんとのお付き合いは、改正労働安全衛生法でGHS分類によるSDSの交付が義務化されることになったのが最初でした。当社は対象となる製品数がとにかく多かったので、社内だけでは対応が難しいこともあり、SDSの作成を外注でお願いしたことが始まりです。それをきっかけにSDS作成にかかわるコンサルティング全般をお願いするようになりました。

ちなみにSDS/ラベルの記載事項が変わった場合、SDSは作り直してすぐメールすれば済みますが、ラベルは製品にひとつづつ貼っていくので膨大な手間と時間がかかります。記載事項が1文字変わるだけでもそれまでのラベルは全部廃棄して作り直さなければならないのでコストも馬鹿になりません。

特に弊社の場合、機能性樹脂製品などには紙袋にGHS表示のラベルを印刷したり、貼り付けていますが、潤滑油製品の中には製缶用の鋼板に記載情報を直接印刷しているのもありますので、とにかく前倒しでの作業が必要となります。そのためJCDBさんから常に最新情報をいただきつつ、記載事項の変更に先回りをして準備を怠らないようにしています。

Carechem24導入のきっかけについてお教えください。

中国や韓国の化学品安全ラベル作成に関する規定が変わったことでした。
Carechem24を導入することになったそもそものきっかけは、中国や韓国の安全対策義務が強化されたことでした。まず、中国では法改正によって2010年5月から「SDSへの24時間対応の電話番号記載」をはじめ、中国国内の固定電話であることや、専門家による現地語での対応など、細かい規定が義務づけられることになりました。

この法令対応のため、JCDBさんにも相談しました。前述したように、弊社ではSDS関連のコンサルティングをJCDBさんにお願いしています。
そこで、24時間365日の緊急対応サービスが可能なCarechem24の存在を知ったのです。ところが、残念なことにその時点ではまだCarechem24は中国に対応していませんでした。

ほどなくして、今度は韓国が法改正を行うことになりました。韓国は中国ほど細かくなく、SDSに記載する電話番号は韓国国内供給者の昼間の緊急連絡先電話番号であること、という規定でした。それなら社内対応で行けるのではないかと考え、韓国に工場を持っている弊社のある事業部に、工場の事務所で現地対応ができないかと打診をしてみました。

ところが、現地の事務所からは『出光興産全体の膨大な製品を一事業所が確認・対応することはとてもできません』という回答が帰ってきました。言われてみれば確かにそうですよね(笑)。

そんな折、JCDBさんから『Carechem24なら韓国に対応しています』とのお話を思い出しました。そこで、アジア方面をカバーするプランを導入しました。それが2013年の10月です。ところが、その段階でも中国はまだサービス対象に入っていない。いったいいつになったら…とやきもきする中、ついに今年(2014年)の7月に待望久しい中国への対応がグローバルサービスのエリアに加わることになったのです。もちろん、一挙にグローバルプランへと切り替えましたよ。これでようやく一安心です(笑)。

Carechem24導入以前の対応は大変だったとお聞きしています。
SDSやラベルへの緊急連絡先記載が義務づけられる国が増えていますので、今ではとても考えられないことですが、以前のSDSには海外の駐在事務所の電話番号を記載していました。日中の一般的な質問についてはほぼ対応できていたのですが、夜間や、大きな事故が発生した場合には対応が難しい場合も考えられるため、正直心配な部分ではありました。

もちろん安全管理は最優先課題ですので、大きな事故が発生したときは緊急連絡網で責任者へ連絡が伝わるようにはなっています。とはいえ、緊急の電話を取った人が化学品の事故に対して適切な対応策をすみやかに指示できるスキルを持っているとは限りません。事故対策の専門家ではないからです。

その意味では、化学品の事故に対するアドバイスができる人へ電話の転送を続けているうちに時間ばかりが過ぎてしまう、という可能性は当時少なからずあったといっていいと思います。

Carechem24導入の効果についてお教えください。

お客様も私たちも大きな安心と信頼を手にすることができました。
幸いにしてCarechem24の導入後も大きな事故や問題などは発生しておりません。Carechem24はいわば保険ですから、使わずに済めばそれが一番です。

ちなみに、以前契約していた他社さんの中国での緊急電話対応の実例をお聞きしたところ、年に数回程度は問い合わせがあるというお話でした。

緊急時の適切な対応はもちろん、もろもろの対応をCarechem24がすべて引き受けてくれるというのは、顧客サービスという点から見ても大きなメリットがあると思いますね。相手の言語によっては通訳を介すこともありますが、それでも24時間365日、化学の専門家がいつでも適切なアドバイスを短時間で行ってもらえるわけですから安心この上ありません。

ちなみにJCDBの担当営業さんから聞いた話では、Carechem24が用意している電話番号に各国当局の担当官から電話がかかってくることもあるのだそうです。SDSに記載されている電話番号が本当につながるか、きちんと対応できるかをチェックするためらしいということですが、そうした話をお伺いするだけでもCarechem24を導入してよかったなと思いますね。

Carechem24を導入したいまは、「どんな案件が発生してそれにどう対応した」というレポートを受け取るだけでいいのですから導入の前と後とでは本当に天地の差です。お客様にとっても、私たちにとっても、大きな安心と信頼を手にすることができたと言っていいでしょう。

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